ゴルフ人口増加の流れをつくれるのか!
このブログは2023年ゴルフなび春号(2023/3/13発行)掲載の編集長コラムです
■『2022年の出生数が80万人割れ』というニュースを聞いた。少子化は日本経済の成長力や社会保障の持続性を左右するといわれる。かなり前から問題視され、今までも少子化対策は実施されてはいるが、流れを変えるような決定的な効果は得られていない。
■では、ゴルフ人口はどうだろうか?2022レジャー白書によると、2021年のゴルフ人口は560万人。前年(2020年)よりは増えてはいるが(+40万人)、2019年からは減っている(-20万人)。コロナ禍の屋外レジャーということもあり、多少増えてはいるものの、長期的な傾向として増加に反転したとはいえない。さらに気になるのはゴルファーの高年齢化。日本のゴルフ人口の60歳以上の構成比率は50%、50歳代も加えると70%を超えてくる。今までもゴルフ人口を増やそうと、若者や女性の参加を呼び掛けてはいるものの、残念ながらこちらも全体に影響を及ぼすような効果は得られていない。
■ゴルフ大国の米国はどうだろうか?米国のゴルフビジネス調査会社(NGF)によると、2022年の米国ゴルフ人口は2,560万人。こちらはゴルフ人口減少に歯止めをかけ、約5年前から増加に転じたようだ。それとは別に、練習場やシミュレーションゴルフだけで楽しむ人たち(ゴルフ場以外でゴルフをする人)は1,550万人もいて、注目はその人たちの平均年齢が31歳、女性比率は41%であること。これはゴルフ場のプレーヤーよりもはるかに若く、女性比率も高い。その理由の一つとして、大人気のアミューズメント施設『トップゴルフ』の影響が大きいと聞く。ノリノリのBGMが鳴り響き、飲食しながら、仲間たちとゲーム感覚で練習できる施設。そんなゴルフ練習場が若者や女性たちに受け入れられている。そして『トップゴルフ』が入口となり、ゴルフ場でプレーするゴルファーの増加へとつながっているのだろう。
トップゴルフは2021年にキャロウェイゴルフと経営統合。2023年2月に発表された業績もすこぶる好調で、勢いはとまりそうにない。
ヒルズボロにあるトップゴルフ。※画像はTOPGOLFのWebページより
ラウンドワンのボーリングをゴルフに替え、お酒の飲めるオシャレな施設にした感じでしょうか?(籠澤個人のイメージ)
■コロナ禍でも、ゴルフ人口は『やや増加』どまりの日本(ただし、ゴルフ施設利用者数は一人当たりの利用頻度が増えたため大幅に増加した)。今年は、最近の燃料費・原材料費高騰や、需要増もあり、プレー料金の値上げも多くみられるだろう。しかし、そんな負の影響を吹き飛ばし、コロナ禍で変わりかけた流れを、しっかりとした上昇トレンドに乗せることができるのかが重要になってくる。さぁ、2023年シーズンもいよいよスタートです。
2022レジャー白書の考察
昨秋(2022年10月31日)、『レジャー白書』が発行された。調査内容は1年遅れのため、最新情報ではないものの、参考となることも多く、時間をみつけて時々確認をしている調査研究提言です。
ちなみに、レジャー白書2022は1冊7700円。
だいぶ高いので(^^;)、いつも図書館に行って拝読&重要部分をコピーしてじっくりチェック。図書館バンザイ!
いつもは『ふーん』で終わっていたので、今回は私が興味深く感じたところをいくつかピックアップしてご紹介してみます。
【レジャー白書の調査の概要】
調査対象:全国15~79歳の男女
有効回答数:3211
調査方法:インターネット調査
調査実施時期:2022年1月~2月
※2021年の実態調査をし、まとめたものが2022年秋に発行されているというものです。
1.ゴルフ人口は560万人
560万人という人口としては、卓球やバトミントン、釣りと同じくらい。2020年との比較では40万人UPですが、2019年比較では20万人減。コロナ禍でのゴルフブームといっても、2019年比で減少しているので、ゴルフ人口がコロナ前に戻ったというわけでもない。
しかも年々ゴルフ人口は減少傾向。2015年は760万人だったので、昨年からは増えているものの、トレンドが変わったとはまだ判断できない。
年 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
ゴルフ人口(万人) | 760 | 550 | 670 | 670 | 580 | 520 | 560 |
今回の対象年齢(15~79歳)の人口は9,854万人(2021年1月時点)。
調査結果から割合を算出すると5.7%。つまり20人に1人がゴルファーとなる。
ちなみに・・・北東北では(今回の北東北の地域割り対象は、青森・秋田・岩手・山形の4県)1.8%(^^;)。50人に1人がゴルファー。うーん、少ない(笑)。
2.ゴルファーの年代別構成 60歳以上で約50%
年代別の統計も出ている。60歳以上のゴルファーの割合は約50%。これに50代も加えると約70%。私も含め圧倒的に高年齢者が多い競技です。
バブルでのゴルフブームの影響もあるでしょう。そもそも若者の人口が少ないのも原因の一つでしょう。ただ、個人的な想像ですが、①個人競技であること、②費用がある程度かかること、③みんなでワイワイというよりは静かに楽しむ競技であること、④そこそこの付き合いでも一緒に楽しめる競技であることなどなど。ゴルフを取り囲むいろいろな条件は、若者よりも中高年者がハマりやすい競技なのだと思う。
ゴルフ人口増加の取り組みというと若者をターゲットにする施策が多い。その年代も増えてほしいし、女性のゴルファーも増えてほしい。ただ、そこだけにこだわっていると、コアな層を逃がしてしまわないか?とも感じている。何事もバランスよく・・・。
年代 | 10 | 20 | 30 | 40 | 50 | 60 | 70 |
割合(%) | 2.1 | 6.6 | 9.6 | 11.4 | 20.7 | 21.7 | 27.7 |
男女別でも算出されているが、女性は年代によってあまり変わらない。なかなか興味深い内容です。(全体の男女比は、全体の約20%が女性)
3.ゴルフ来場者数の増加はコアゴルファーの来場回数がUP
統計の中に年間平均活動回数というものがある。ゴルフをした人の一人当たりの年間活動回数の平均値の統計です。ここ数年は13~15回だったのが、2021年は17回になっている。つまり、ゴルフをしていた人たちが、コロナ禍でゴルフをする回数が増えたということだ。
年 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 |
回数(回) | 14.4 | 17.8 | 12.8 | 14.2 | 13.3 | 14.9 | 17.2 |
まとめると、中高年が楽しんでいるスポーツで、年々ゴルフ人口は減っている。しかし2021年は長引くコロナの影響で、屋外スポーツという利点から、新規ゴルファーや復活組が増えた。さらに既存ゴルファーたちのプレー回数も増えたため、ゴルフ場がにぎわっていた。というのが、2021年の状況だろう。
レジャー白書の考察には、『2021年には都市近郊のプレー延べ利用者数がバブル期並みの稼働率まで上昇した』とかかれている。さらに『2022年はさらに稼働率が上昇』とも。
北東北のゴルフ場も、都会と稼働率は違えど、同じような状況だったのではないかと思われる。しかし、2022年は稼働率が上昇と予想しているレジャー白書とは違い、徐々に落ち着きをみせている(2021年同等)という感触だ(ただし、ゴルフ場間の差もではじめている)。そんな中、2023年はどうなっていくのか?
2023年2月現在、冬はコロナの感染者は激減し、通常通りの生活に戻りつつある。5月には2類から5類に変更が発表。『学校の卒業式はマスク無し』とも言われ、コロナ前の生活に戻りそうな状況だ。コンペも復活できる条件が整った。
しかし、物価高騰によるゴルフ場への影響が心配だ。昨年夏頃から秋田のゴルフ場ではグリーンフィの値上げや燃料費として追加料金の徴収を始めている。おそらく2023年は各ゴルフ場ともプレー代が上がると予想されるが、ゴルファーの来場回数への影響はないのだろうか?
心配事を含みながらスタートを迎える、コロナ明けの2023年シーズン。今年は例年よりも雪が少ないため、3月早々にはオープンするゴルフ場がありそうだが、果たしてゴルフ業界はどうなるのか?注目です。
2023年よろしくお願いします。
2023年の初ブログが2月となってしまいましたが(^^;)、しっかり2023年の計画も進んでおりますm(__)m。今年もよろしくお願いいたします。
起業からいままで一人会社で運営してきた『ゴルフなび』ですが、今年でなんと12年目をむかえています。ここで改めて実施している内容を、PRさせていただきますね。
ゴルフなびでは北東北のゴルファーによりゴルフを楽しんでいただくために大きく3つ取り組んでいます。
①フリーペーパーの発行 ※ちょっとお得なクーポン付
②ヤーデージブックの制作・発行 ※競技ゴルファー+戦略好きな方に好評。
③隙間をみつけて、ゴルフイベント(コンペ、体験) ※なびコン、キーガル会、気軽にゴルフ体験などを企画・開催
その他、時間があれば何でもやる。という姿勢で取り組んでいます(ザ・昭和)
①フリーペーパーゴルフなびの発行
ゴルフなびはシーズン中に4回発行しています。2023年の発行スケジュールは
春号(4・5月号)・・・2023年3月13日
初夏号(6・7月号)・・2023年5月11日
夏号(8・9月号)・・・2023年7月11日
秋号(10月以降)・・・2023年9月12日
※1か月前に日程調整があります
※全施設への配布は、約2週間かかります
ゴルフなびは北東北(岩手・青森・秋田、宮城の一部)のゴルフ施設・サービス施設・企業など(約1,300カ所、18,000部)にお配りしています。ゴルフ練習場・ゴルフショップ、またはお近くのサービス施設で見かけたら即ゲット!ちょっとお得にゴルフを楽しんでください。
設置まで待ちきれない!という方は、スマホなら発行と同時に確認できる『ゴルフなびアプリ』がおすすめです。見せるだけのクーポン利用もできますので、是非登録してみてください(無料)。ゴルフなびWEBでも発行と同時に公開していきます。
②ヤーデージブックの制作・販売
2018年から制作しているヤーデージブック。2021年モデルからは測量精度が格段にアップし、より競技志向のゴルファーにも利用いただける製品となっています。ゴルフなびのヤーデージブックは、グリーンの凸凹情報も掲載していて、グリーンガイドの割合が大きい商品です。
■~20120 全11コース
■2021年~降 全9コース
各ゴルフ場またはゴルフなびYahoo店(ヤフーショッピング)にて購入可能です。
※2023年も4月に1コース発売予定。
制作にはドローン測量を用い、ゴルフ場を丸ごと3D化(今風でいうとフォトグラメトリです)。自社内ですべて行うことで高精度ながら、低コスト、低価格で、さらに小ロット生産に対応しています。
GPS機器全盛ですが、紙商品で勝負。ポケットから出してかっこつけてみたいんです(笑)
③イベントの実施
■毎月開催のゴルフなびコンペ(5月~10月)
※昨年まではハーフ集計でしたが、今年は18ホール集計にて実施予定です。ロトなび9(ゴルフなびオリジナル、くじ引き集計)も復活か!
■キーガル会(ゴルフサークル)
※初心者も参加できるゴルフサークル。月1の月例会(平日・休日)やその他イベントを開催
■気軽にゴルフ体験
岩手ゴルフ倶楽部と南部富士CCにて開催。ゴルフ場スタッフさんや地元のゴルフ協会さんの協力のもと実施しております。
※日程等の詳細はゴルフなび春号発行までには決定予定。
以上、ゴルフなびの今年の活動予定&PRでした。
もうすぐ2023年のシーズン開始ですが・・・
昨年末から、商品の物価や電気代などが値上がりし、ゴルフプレー代への影響も避けられない状況です。コロナバブルと言われたゴルフですが、その熱を冷ましてしまうのではないか?と勝手に心配しています。需要に見合う金額ならば、高い料金であるべき。人気があるのだから、プレー代が上がるのは当然ですよね(個人的には安い方がいいですが)。ただし、そうじゃない場合はどうなるのか・・・いつもかけ声だけで終わる需要を増やす方策に、本気で取り組んでいかないと、今後のゴルフ業界も危うい。
今年はコロナからの転換期。どういう方向に動いていくのか?色々注目していきたいと思います。
OBに入っている?セーフ?
昨日、サッカーワールドカップにて日本代表が決勝進出を決めました!
逆転ゴールにつながった2点目、三苫選手が上げたクロスボールがラインを割ったか割らないか?VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定になり、結果セーフとなり得点が認められました。
私もゴルフから帰宅後映像をみましたが、非常にギリギリのところでしたね~(^^;)
VARがあってよかった。
さて、そんな映像やニュースが繰り返されるかな、『ところでOBラインは?』と思い、覚えていたつもりだが・・・あやふやになり(^^;)、改めて見直してみました。
ゴルフ規則 18.2a(2)
止まっている球全体がコースの境界縁の外にある場合にのみ、その球はアウトオブバウンズとなる。
次の場合は、球はインバウンズとなる。
■球の一部が境界縁の内側の地面やそのほかの物(例えば、自然物や人工物)の上にあるか触れている。または、
■球の一部が境界縁や他のコース上の部分の上方にある場合。
OB杭を使用している場合、境界は杭のコース側(内側)を地表レベルで結んだ線ということも記載されている(下の図18.2aの注釈)。
サッカーではライン上はフィールド内という判断なので、ラインの外側が境界線。ボールの大部分はラインを割っていましたが、三苫選手のプレーはギリギリセーフ。
境界位置の考え方は異なりますが、ボールが境界の外側に全部でていなければセーフという考え方は同じですね。
以前は用語の定義だけで説明されていましたが、2019年の規則ではイラストを使用して説明されているのでわかりやすい。
ワンボールルールについて
2022年11月26日配信の『キーガル会メルマガ』を転記します。
「ワンボールルール」ってご存知ですか?
実はこのルール
私は今日まで誤って覚えていまして(^^;)
キーガル会の中やゴルフ体験でも
ずーっと間違って伝えていました。
※ごめんなさい
ワンボールルールとは・・・
(ルールひな形の要約)
ラウンド中を通して
使用する球はルール適合球リストに登録されている
同じブランド・同じモデルの球でなければならない
つまり、
一種類のボールしか使ってはならない
というルールです
普段、私自身1ラウンド中に
色々なボールを使っています
主にとびえもんを使っていますが
(ゴルフなびの賞品ボール)
BSをつかったり
タイトリストをつかったり
「プライベートのラウンドなら
特に問題にならないが、
正式にはワンボールルールなんですよ」
と思っていて
イベント等では、そう伝えていました。
しかし、このルール
実は「ローカルルール」だったんです(^^;)
つまり、ルールブック自体に
このワンボールルールは存在せず・・・
「各競技ごとに設定するローカルルール
(その競技だけに適用するルール)
として、採用されることがある」
というものだったんです
今日、ラジオ番組を聞いていて
「今の女子プロゴルフではワンボールルールは採用していない」
ということを言っていて
えっ、まじで?
となり、調べてみました
確かにルールブックには
「適合球をプレーしなければならない」
とは書かれていますが
同じブランド・同じモデル
なんてことは、一言もない(^^;)
重さ45.93g以下
大きさ42.67mm上
などなど
条件に適合していればなんでもOK
ということだ
なんなら、適合球なら
他のプレーヤーからもらっても良いとも
かかれている
通常の試合では
都度各選手のボール検査をしていられないので
R&Aが適合ボールをリスト化し
リストに掲載されているものを使用しなさい
というローカルルールを採用し、競技運営しているようです。
でも、ワンボールルールは採用していない
数年前まで、
私が実施していたゴルフ体験イベント時に
「違うボールを使ってもいいですよ。
ただし、正式には・・・・」
と伝えていました
間違いです(><) 大変申し訳ないm(_)m
正式には
「適合球であればなんでもOKです」
「2種類・3種類使いわけてもOK」
ということです
この「ワンボールルール」
昔はJGA(日本ゴルフ協会)
いわゆる日本のゴルフ総本山でも
(アマチュアゴルフの元締め)
採用していた
私たちが参加可能な
アマチュアゴルフの競技でも
同じメーカー、同じブランドを使用することが
競技規定に記載されていたんです
※その時もローカルルールだったようですが
私が競技ゴルフをはじめた頃は
(2000年初めごろ)
ワンボールルールが採用中
初めての競技参加だったので
先輩たちからもそう教わり
すりこまれていました(いいわけ・・・)
しかし、どうやら2009年頃から
ワンボールルールの採用を
JGAでも一部の試合を除き止めたようです。
2009年GDOの記事から
http://bit.ly/3u419ey
現在実施されている
アマチュア競技の規則も
調べてみました
各県で開催されている
アマチュアゴルフ選手権競技では
岩手・青森・秋田とも
採用してません
東北アマも、採用なし
日本アマでも採用なし
という状況。
・日本オープン
・日本女子オープン(追記)
・日本シニアオープン(追記)
はプロも参加するので
「ワンボールルール」が
ローカルルールとして適用されています
2022年度日本オープンの競技規定
http://www.jga.or.jp/jga/jsp/2022/08-0/regulation.pdf
※A-3に記載されています
女子は調べていませんが、
おそらく女子プロが採用していないのだから
アマチュアが採用するはずがないですよね
(2022/11/27)
※日本女子オープンはワンボールルール適用です
男子プロの試合は
ワンボールルールらいしです
※ラジオ情報
また、ワンボールルールのローカルルールのひな型には
以下のようにも書かれています。
このローカルルールは
高い技量を有するプレーヤーに限定された競技会
(すなわち、プロフェッショナルやエリートアマチュアの競技会)
にだけ使用することを推奨します。
つまり
アマチュアの競技に採用することは推奨されていません。
いや~
ずーっと間違えていましたよ
先入観
怖いですね
でも・・・
ということは?
目的別に違うボールを使う事が
できるということです
距離を出したい時はディスタンス系ボールを
距離が短く
スピンを必要とするホールはスピン系ボールを使う
なんてことも可能だという事です
ちなみに
ティーショットからカップインまでの間
ボールの交換は基本的にはできないので同じボールになりますが
(きれたり、ひび割れしない限り)
救済を受ける際
たとえば
カート道路上で拾い上げる・・・
また、地面に食い込んだ球を拾上げる・・・など
こういう時は、ボールの交換は可能です
※2019年のルール改正により交換可能になりました
2種類・3種類のボールを準備して状況別の使い分け
やってみますか?
このホールは池に入りそうだから
違うボールで!
という目的別使い分けも
適合ボールなら
ルール上OKとなります(笑)
クォリファイングトーナメントに注目
2022年11月22日配信の『キーガル会メルマガ』を転記します。
こんにちは
ゴルフなび 籠澤です
先に業務連絡から
盛岡発日帰りバスツアー
まだまだ募集中です
【ゴルフなびバスツアー】
■12月2日(金)宮古CC(岩手)
■12月9日(金)南岩手CC(岩手)
■12月15日(木)宮古CC(岩手)
■12月20日(火)宮古CC(岩手)
全4回
全日14500円→9,500円(5000円割引)
※プレー代、バス代、コンペ費込
※飲食代、ゴルフ場利用税は別
※3000円のクーポン付!
詳細は以下からどーぞ
ゴルフなびWeb
https://age-sht.net/event/2022dec_bustour
【ご予約】
リアス観光 雫石営業所
TEL:019-601-7735
サッカーワールドカップも
始まり
サッカーをあまり見ない私も
代表戦は見ようかな?と
思っております(^^;)
ゴルフトーナメントも
終盤(残り男子2,女子1)
寒くなりシーズンオフを目の前にし
ゴルファーたちの意識も
ちょっとゴルフから離れそうな時期ですが
そんな離れていく意識とは別に
私が個人的に注目している
熱い戦いがあります
女子ゴルフの
「クォリファイングトーナメント」
「QT」と呼ばれているものです
QTとは
翌年度のJLPGAツアーおよび
JLPGAステップ・アップ・ツアーの
出場資格を決定するためのトーナメントです
※JLPGAのWebページより
簡単に説明しますと・・・
よく中継やニュースで
シードを確定・・・
シード権を失った・・・
とか聞くと思います。
各トーナメントに出場できるのは
おおよそ108名
※試合によって多少変わります
その試合に出場するには
いろいろなカテゴリー(資格)の対象者
にならないと出場できません
シード権をとると(上位50名)・・・
来シーズンの全試合に出場できます
という資格を持つことになります
ちなみに
昨年までは賞金額の上位者に
与えられていたシード権ですが
今年からはメルセデスランキングという
ポイント制に変わりました
※山下美夢有選手が1位獲得!
でも
シード選手は50名
(+永久シード等 若干名いますが)
出場枠が108名とすると
それ以外にも
58名が出場できることになります
では、
その58名はどうやって決めるのか?
出場するにはシード権以外に
約10個のカテゴリーがあり
そのカテゴリー対象者に
順番に出場枠が与えられます。
そして
その下位のカテゴリーに
「QTランキングリスト上位者」
があります。
ようするに、シード権を取れなくても
QTの成績が上位ならば
来年の出場権(前半)が与えられるのです
大どんでん返しで
出場枠をゲットできる試合が
QTなんです
敗者復活戦!というかんじですかね?
では
QTランキング上位者となっていますが
実際は何位ぐらいまでなら
レギュラーツアーに出場できるのか?
今日から始まった
QTの1stステージに参加している選手数は
270名(90名×3ゴルフ場)
そして、次のFinalには
QTシード選手も加わっての戦いになるので
総勢300名(概算です)ぐらいのプロたちが参加
具体的に
昨年3月開催の「ダイキンオーキッド」に
出場資格が細かく掲載されていますので
ちょっとまとめてみます。
ダイキンオーキットレディスゴルフトーナメント
出場選手紹介
https://www.daikin.co.jp/orchid/player/lineup
出場枠 108名
シード選手・・・40名
もろもろカテゴリー・・・13名
主催者推薦・・・18名
小計 71名
QT上位者 37名
合計 108名
シード選手が10名不参加の為
昨年の今時期に開催されていた
QTの順位37位の人に
出場権が与えられます。
この時は
QTランキング38位の
吉本ひかるプロまで
出場予定者になったようです
300名が出場する試合で
38位までしか出場できない
確実に出場するとすると
25位ぐらいに入ってないといけない
300人中の25人(^^;)
狭き門?ですよね
そんな女子プロたちの
来年の職場を決める
一発勝負!の試合
考えただけで
ゾクゾクしますね
試合の結果も当然なんですが、
これを区切りに
選手の色々な決断にも注目
横峯さくらはQT不参加
→出産後の体のずれが・・・
成田美寿々は無期限休養を宣言・・
プレーの中継はないようですが
結果などをチェックしつつ
裏のドラマにも注目したいと
思います。
2022年12月バスツアー開催!
12月開催のバスツアーのご案内(^^)/
2022年11月10日配信の『キーガル会メルマガ』を転記します。
ゴルフなび 籠澤です
ゴルフやってますか?
SNSを見ていると
早くもクラブ納めした人たちも
いるようですが・・・
雪の天気予報もなく
まだまだゴルフ楽しめそうですね。
さて、
ゴルフなびでは
毎年冬のバスツアーを企画しています。
今年も12月に
『いわて旅応援プロジェクト』を利用した
お得なツアーとなっています
昨年は
岩手県民限定になっていましたが
今年は、いまのところ・・・
全国の方が対象(^^)/
【ゴルフなびバスツアー】全4回
■12月2日(金)宮古CC(岩手)
■12月9日(金)南岩手CC(岩手)
■12月15日(木)宮古CC(岩手)
■12月20日(火)宮古CC(岩手)
全日14500円→9,500円(5000円割引)
※プレー代、バス代、コンペ費込
※飲食代、ゴルフ場利用税は別
※3000円のクーポン付!
詳細は以下からどーぞ
ゴルフなびWeb
https://age-sht.net/event/2022dec_bustour
お一人様も大歓迎
キーガル会のメンバーで
参加しているかたもいらっしゃいます
奮ってご参加くださいませ。
なお、今回のバスツアーは
旅行ツアーとなり
受付は【リアス観光】さんとなります。
【ご予約・お問合せ】リアス観光 雫石営業所
TEL:019-601-7735
旅行代金は事前振込
キャンセルの場合は、キャンセル料も発生します
(理由に関わらず・・・)
キーガル会のように
ドタキャンOKとはなりません
そのあたりはご了承くださいませ。
(全国旅行支援の要件もご確認くださいね
ワクチン3回以上または陰性証明書 などなど)
私も全日程参加します
(いまのところ・・・)
もしプレーに不安のある方は
申し込みの際、ご指名ください。
今回伺うゴルフ場さんは
『宮古CC』と『南岩手CC』
このコースを選んだ理由は二つ
一つ目の理由は
冬でもプレーできる可能性が高いこと
宮古は海沿いコースで
冬は内陸よりは気温は高め
1月、2月でも雪が積もらなければ
オープンしています。
南岩手CCは
宮城県との県境の一関市にあり
北部よりも雪クローズが遅い
冬ゴルファーたちは
北からクローズするゴルフ場を確認しつつ
徐々に南下
南岩手CCまたは一関CCに
行きつきます(笑)
いずれにせよ、
どちらも岩手県内では
クローズ期間が短いコースです
二つ目の理由は
『いわて応援クーポン』が
ゴルフ場で使えること
今回の旅行支援は
旅行代金から最大5000円の補助(割引)と
平日なら3000円のクーポン券がもらえます
せっかくクーポンをもらうなら
その日の旅行で使いたい!ですよね
宮古CCと南岩手CCは
このクーポンが利用可能な施設なので
その日のお食事代や
売店の購入代の支払いに利用できます
3,000円分ですから
昼食+1ドリンク+お土産付き(^^♪
という感じでしょうか(笑)
という、二つの理由で
この2コースに計4回企画しています
宮城県のゴルフ場も検討しましたが
今回のクーポンは
岩手県の施設でしか使用できないので
2022年12月の宮城開催は断念(>_<)
さぁ!
寒くてもゴルフやるぞ!という方
ちょっと・・・いや
だいぶお得になるバスツアーに参加して
冬ゴルフを楽しみましょう(笑)
より良い情報ツールに
ゴルフなび秋号の編集長コラムです
■プロゴルファーが試合中、コース攻略のために使用しているメモは、ヤーデージブックとグリーンブックの大きく2種類がある。ヤーデージブックは主にグリーンまでの残り距離などを。グリーンブックはグリーンの傾斜などに特化し、より細かく記載されている。
ちなみに、現在販売中のゴルフなびヤーデージブック(2021年モデル以降)は、その2つの商品を足して二で割ったような商品だ。
ゴルフなびにてヤーデージブックを作りはじめたきっかけは、プロがポケットからメモを取り出して、コース戦略を練っている姿が『カッコいい!』という憧れ?の気持ちからだった。
■しかし、2022年から米国男子ツアーではグリーンブックの使用が禁止された(ヤーデージブックはそのまま使用が可能)。
その理由は、『選手とキャディが目と感覚でグリーンを読んでほしい』ということと『遅延プレーになるから』とのこと。
プロゴルファーがラインを読むルーティーン。アマチュアがやると遅延プレーと怒られそうだが、次の1打を盛り上げるための絶妙な間にも思える。そんなハラハラドキドキするの場面で、グリーンブックにかじりついているプロの姿は、エンターテイメント的に『カッコ悪い』というのも理由だったのでは?と個人的には思っている。
■また、情報は時には邪魔なものになる。ある雑誌に現在(8/28時点)、国内男子ゴルフ賞金ランキング1位の比嘉一貴プロへのインタビュー記事が掲載されていた。打つ前に『メモ(事前戦略)』を見るのをやめて、必要な情報だけを確認し、打つことに集中したら、今の結果につながったという。情報も大切だが、必要以上の情報は逆に不要で、プレーの質を高めるためには、狙った場所に打つための『イメージ』や『集中』ができているかどうかなのだろう。
■測量精度、技術の進歩で、プレーヤーに提供できる情報量は今後ますます増えていくことだろう。情報端末の進化も早い。
ただし、それがプレーのノイズになるのであれば意味がない。必要な時に、必要な情報を得られるツールへの進化が必要だ。 なにより使っている姿が『カッコいい』ものであってほしい。 (籠澤)
ボール探しにご注意を!
※2022/7/24配信したキーガル会メルマガからの抜粋です
数日前にみた新聞記事
岩手県の金ヶ崎にあるため池で
草刈りをしていた男性2人が
溺れ死んだ
というもの。
1人が池に落ちたのをみて
助けようと思ったもう1人も池へ
結果2人とも亡くなってしまった
という悲しい事故記事でした
私がこの新聞記事をみて
ハッと思い出し
いまメルマガにしたのは
実はゴルフ場でも
一緒のことが起きるんです
というか
起きているんです
私がゴルフ場に勤めていた時代なので・・・
15年位前だったと思います
系列のゴルフ場で
ゴルファーが池に転落し溺死するという
かなしい事故がありました
池に落ちたボールを
拾いに行った女性が池に転落
気づいた人が助けに行ったが
その人も滑って転落
結果、助けに行った人が
亡くなってしまった。
ゴルフ場の池で溺死するのか?
最初はそう思いました
後で詳しく聞いてみると
ゴルフ場の池は
人工的に造成されているところも多い
景観やハザード要素もあるが
貯水用としてつくられている池もある
人工的に作られた場合、
池の底がきれいな面で作られていて
コンクリートやゴム状のもの
シートなどでキレイに造成
そのような面に
藻などがついてしまうと
めちゃめちゃ滑りやすい
一度落ちると
なかなか上がって来れない
この事故で滑って転落したのも
上がって来れなかったのも
それが原因ではないかとのことでした
その事故の後
系列ゴルフ場では
池の周りに浮き輪が設置されました。
でも、浮き輪とかは
あくまで万が一の手段です
一番は池に落ちない
そういう危険な所にいかない事です。
ボールが取れそうな所にあると
もったいないので
ちょっと無理して取りたくなりますが
そういう危険もあるんだぞ!
と意識しつつ判断してください。
あとは自己責任になっちゃいますが。
せっかく遊びに来た
楽しいゴルフが
悲しい出来事にならないよう
みなさんも気を付けてくださいね。