折れない心を持つには?

初めてラウンドする方に、私はいつも「折れない心を持ってきてください」と伝えています。

ゴルフのラウンド中はショットが思い通りにできなかったり、進行を気にするため走ったりして、すこしつらい思いをすることがあるからです。そうならないため、少しづつゴルフのプレースピードに慣れてもらおうという企画が『気軽にゴルフ体験』なんですが、それでも初ラウンドの時は挫けて心が折れそうになるここともあるので、そう話をしています。

先日のイベントでもそんな話をした時、参加者から「心が折れないためには、どうしたらいいでしょうね?」と聞かれて、良い回答が思い浮かばず「やっぱ、気合じゃないですか!」とひと昔前の体育会系のノリで回答。みんなあきれて笑っていましたが、私は半分冗談で半分本気の所もありました。そんなうまい方法は無いとその時は思ったので。

でも、あとでもう少し良いアドバイスはなかったかな・・・と考えていた時、以前、メンタルトレーナーのお話を聞く機会があり、ついでにその方のラジオ出演時の音源を頂戴したことを思い出した。あるかな~と探したら・・・ありました(自分、すごい!)

15年前でしたね(汗)

当時福島大学の教授でトップアスリートのメンタルコーチもしていた白石教授。15年前なのでこの分野もいろいろ進化していると思うが、すごく心に響いたことを覚えていたのでをもう一度聞いてみることにした。そしたら、その中に「折れない心を持つ」ヒントがありました。

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「前後際断」(沢庵禅師の言葉)

終わったことは良くても悪くても取り返しがつかないし、これからどうなるかわからないことをあれこれ心配することも意味がないこと。前も後ろも断ち切って、今に集中しなさい。

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という意味で、沢庵禅師の言葉を紹介していました。

ゴルフに例えると、良いショットもミスショットも忘れ、また、ミスすんじゃないかとか?池に入れるんじゃないか?など、どうなるかわからないことをあれこれ考えることなく、今打つショットに集中すること。これが心が折れず18ホールプレーする方法ではないか・・・と。

科学的な解決策ではないんだが、気持ちを切り替える言葉としてはとても良いと思う。

その他CDの中には、感情をコントロールする方法や、集中力を増す方法などが録音されており、久々にメンタルトレーニングのすごさを再認識。トップアスリートはメンタルトレーニングをしていると聞くが、アマチュアゴルファーにも十分応用できそう。CD内容は、またの機会にご紹介します。

トラック1台分のボールって何個?

ゴルフなびでは『気軽にゴルフ体験』という、ゴルフ未経験者・初級者をサポートするイベントを実施していて、その中で私の方からイベントの趣旨など簡単な説明をする時間を設けている。

その説明の中で、ゴルフ上級者が初心者への指導のあるあるで、

・1年ぐらい練習してコースに出ろ!
・トラック1台分のボールを打ってからコースへ出ろ!

と言われると説明していますが、ある時『トラック1台分のボールって、何球ですか?』と質問が。

『たくさん打て!っていう例えですね。数は私も知らないんです』なんて言っていたら、参加者の一人が『実際は何球なんだ?』『どれぐらいの日数でその数を打てるんだ?』気になったらしく、なんと!計算して連絡をくれました。(すばらしい!)

【計算の条件】

・雫石ゴルフガーデンさんのカゴ満杯で200球
・軽トラックにて算出(積載量は寸法から算出)

これで計算すると

軽トラック1台分とは『11,759球』

1回の練習で200球打つと『58.5日』

週1回練習に行く人は、だいたい1年ぐらいは練習する必要があるという計算。

でも、ここで疑問が。

確かに練習場で使われるのは軽トラックぐらいの大きさだろうが、単純に『トラック』といった場合は、ダンプカーだったんじゃないのか?

そんな疑問を、計算してくれた人に返信をしたら、速攻でダンプカーの計算もしてくれました。

いわゆる『10tトラック』の仕様書を使って計算。以前に別件で使用した仕様書らしいのですが、現在のダンプカーも大体似た仕様のようです。

軽トラの計算をダンプカーのサイズに当てはめてみると

ダンプカー1台分とは『84,519球』

1回の練習で200球打つと『422.5日』

となり、週1回練習する人は8年間。毎日200球打つ人でも1年3ヶ月程度かかるという計算です。

さすがにこれではゴルフが嫌いになりそうですので、上級者の方。こんなことは言わずに、どんどんコースに連れて行ってゴルフの楽しさを伝えてあげてくださいね。

『気軽にゴルフ体験』は、未経験者でも初心者でも、ゴルフ場を利用することでゴルフの楽しさを知ってもらいながら、ラウンドスキルを身に着けてもらうイベントです。

ヤーデージブック販売開始-岩手ゴルフ倶楽部-

本日(4/30)から、岩手ゴルフ倶楽部のヤーデージブックが販売スタートする。1冊810円(税込み)。ヤーデージブックというと、どうしてもプロが使用するものと思い敬遠しがちだが、本製品はアベレージゴルファー用に作っているので、まずは手に取ってみていただけら幸いです。

この製品を作ろうと思ったのは、ゴルフトーナメントで、プロたちが後ろのポケットから「さっ!」と取り出してコース戦略を練っている姿がかっこよく、『あれやってみたい』と思ったから。私と同じ戦略好きの方は、ホームページなどからイラストをダウンロードし、また今ではGoogleMapなどでも距離測定ができるため、自作のヤーデージブックを作成した人もいるのではないだろうか?それだけ、あのカッコいい姿はゴルファーのあこがれだ。(そう思うのは、私だけでか?)

また、最近はGPSなどを搭載した小型端末も数多くでていて便利になったが、一面で全コース内容を見れて、しかもポケットに入れてもそれほど気にならないという紙ならではの良さはやはり捨てがたい。ということで、時代に逆行しながらも制作。

この製品の最大の特徴は二つの高低差の表記。一つ目はホール全体の高低差をしっかりと記載した。打ち上げ、打ち下ろしがわかるので残り距離だけではなく、高低差を考慮した番手選びができる。

二つめは、グリーンのアンジュレーションの表記。高低差を色のグラデーションにて表現。また、グリッド表示することで高い位置、低い位置を明確にすることでグリーンの狙う時のボールの落とし場所をどこにするか?その戦略を立てることができる。

コース全体の残り距離などは、スペースが限られるためできるだけ少なくしている為、上級者やより細かく知りたい人にとっては物足りないとおもうが、そんな方は是非自分で測定し書き込むことで、自分オリジナルのヤーデージブックにしてほしい。

この製品はできるだけ安価に抑えるため、少し犠牲にしたものがある。それは表記の距離精度である。距離測定にはドローンの写真測量を使用した。この技術は現在土木現場等に使用されていて、精度は数センチほどという高精度な方法でもある。しかしその精度アップをするためには、追加作業量や使用する機材が増え、製品単価に跳ね返り高価なものとなってしまうため、今回はそこまでの精度追求はしない方法にて測定した。

ただし、今回は初製品。実際に制作した後、ニコンのレーザー測定器COOLSHOT40iにて全距離を確認した。結果は、200Y前後の距離を測定した際は最大3ヤードの差が出た。短い距離では2ヤード以内程度。したがって、この距離差を了承いただける方にご利用いただきたいと考えている。

また、ヤーデージブックを制作するにあたりコースの3Dデータが出来上がるのだが、合わせてそれも見ていただきたい。紙では表現できない起伏などもわかるので、初ラウンド前のコース戦略なでにご利用いただければ・・・

岩手ゴルフ倶楽部の詳細ページ

ジャパンゴルフフェア2018に行ってきました

今年もタイミングが合い、ジャパンゴルフフェアに行ってきた。今年の来場者数は57,197人。昨年より1,034人増(ビジネス関係者599人増、一般168人増、報道267人増)。そして今年は、宮里藍プロ(BS)、石川遼プロ(キャロウェイ)の参加が注目され、盛り上がっているように見えるが、全体的には縮小されているようにも感じた。その差は特に大手ゴルフ用品メーカーに感じられる。キャロウェイ、PINGは気合が入っていて、その他のメーカーは展示スペースが小さくなっていたり、目立つイベントも少な目。ある関係者は、クラブの発売時期と展示会の時期がずれているため、『新商品発

表!』という意味合いが減ってしまったという声も聞いたことがある。そして以前は、各ブースで配られた大きいトートバックも今年は『CRAZY』のみ。この辺でも、各メーカーのコスト削減方針を感じてしまう。(確かに、以前は配りすぎていた感じはあるけど・・・)

ただし大手メーカーが減った分、新興ゴルフ用品企業の出店は多く、そこにも興味がある私にとっては、今回も色々面白い発見もあったのでご紹介。

★溶剤不要の両面テープ

グリップ交換時に使用する両面テープで、通常は両面テープに溶剤をつけて、一時粘着力をなくしながら装着するものだが、その溶剤の代わりに水を使用できるというもの。家の中でできなかったり(換気が必要)、溶剤を購入しなければならないなどあったがそれを解決してくれるもの。両面テープの厚さバリエーションも今後増えていくらしいので注目ですね。

★犬のキャディバックカバー

単純に見ていてかわいい。こんなのがあったら思わず見ちゃう。汚れたら丸洗い可といのもうれしい。目立ちたい人、犬好きな人にはいいかも。

★打った場所・打数を記録してくれるアイテム

使用クラブのグリップエンドに約7gのセンサーをはめるだけ。スマホと連動し打った場所や打数を数えてくれる。キャディバックにドン!と入れて衝撃を加えても大丈夫。各番手の飛距離等も計測してくれるので、分析好きには良いかもしれません。

★縦溝のドライバー

メーカーさんいわく、とにかく曲がらないそうです。2018年6月発売予定。

★motion by HOMMON ヤーデージブックカバー

あの、宮里優作プロも使用している本革使用のヤーデージブックカバー。(約4万円)

ゴルフなびでも今年からヤーデージブックを作成しますが、それにも使用できるサイズ。高級志向の方は検討。

★ファッションショー

今年はじめてファッションショーを見ました。しかも2回。実は今回ゴルフフェアの見どころが少ないと感じていて、しかも最終日はイベントは少ない(藍ちゃん・遼くんは2日目だったし)。ここは試しに見てみようか!と思って参加したら見事にハマり、午前・午後と2回もみてしまった(笑)


ちょっと、夢、感じるステージでした。

最後の記念写真。女性モデルは列ができてしまったので、男性モデルと記念撮影(笑)。ステージでボケを連発していた男性モデルたち、カッコよかったです。

女子プロゴルフのリランキング制度もスタート

3/1から『ダイキンオーキットレディースゴルフトーナメント』が沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部にて開催され、2018年度の女子プロゴルフツアーが開幕。優勝は抜群の安定感でイ・ミニョン。また10位以内に5人の韓国勢が入り、今年もコリアンパワーは健在のようです。

そんな中、日経新聞に6年ぶりに3位に入った諸見里しのぶ選手の談話が紹介されていて『(第2戦のプロギア杯の出場権は)予想外のスケジュール』とのことだった。

「予想外」という言葉が気になり、諸見里選手の出場資格を調べてみる。

LPGAツアーへの出場には資格が必要で、LPGAのホームページを確認したら27項目もある。近年は怪我に苦しみ成績が振るわなかった諸見里選手、昨年のQTランキングも60位と、成績による出場資格では残念ながら該当していないため出場できない。今回は、ダイキン所属プロということもあり、項目27の主催者推薦選手での出場だったようだ。

2018年度 LPGAツアー出場有資格者
https://www.lpga.or.jp/top/pdf_seed/?2017

それが、今回の好成績で3位入賞。そうすると項目21に『直近試合で3位タイ以内…』という出場資格に該当し、急きょ今週のプロギア杯出場となったようだ。2009年にはメジャー2勝もした選手でも、出場するのに苦戦しているところ見ると、ツアー出場の厳しさを改めて感じる。

ただし、今年からこの出場枠の制度に大きな変化があった。「リランキング制度の導入」だ。https://www.lpga.or.jp/news/info/26735

昨年までは、シード権を逃した選手などがファイナルQT(出場資格を争う試合)で上位(30位ぐらいまでだったと何かで見た記憶があります)になると、1年間の出場がほぼ保証されていた。したがって諸見里選手のようなQT60位だと、ほぼ出場機会は回ってこなくて、主催者推薦期待のみというところだったろう。

しかし今年からは6月と9月の2回、シード権(昨年獲得賞金50位以内)選手を除くTP登録者のその時点でのランキングを確認し、上位者にそれ以降の試合出場資格を与えるというものに変わったのだ。つまり、開幕時の出場資格ランキングをリランキングし出場資格を見直すのだ。

今回、諸見里選手は3位に入り次週の出場枠を獲得したのだが、同時に6月のリランキングで上位に食い込み、後半出場機会を得るチャンスがでてきたのだ。

ちなみに、リランキング対象者の開幕戦終了後のランキングをまとめてみた。

リランキングは6月のアースモンダミンカップ終了時と、9月のミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン終了後に行われる。

女子プロゴルフといえば華やかなイメージだが、下部にあたるステップアップツアーも昨年からツアー化され熾烈な争いが繰り広げられている(賞金ランキング1位にはレギュラーツアー前半の出場権があたえられる)。そんなレギュラーツアー出場をかけ、もがいている女子プロたちの泥臭い戦いにも、注目していきたい。

GPSナビが続々導入!今後は?

2017年時点で北東北で乗用カートにGPSナビが搭載されたコースは4コース。
岩手県 ニュー軽米カントリークラブ
秋田県 男鹿ゴルフクラブ
秋田県 羽後カントリー倶楽部
青森県 みちのく国際ゴルフ倶楽部

『ゴルフなび(フリーペーパー)』(GPSなびと似て紛らわしくてすみません)にも何度も掲載されていて実際に利用したことはなくても、イメージだけは知っていることと思います。(みちのく国際GCと羽後CCの掲載画像です)

これが、今春(2018年)には4コース増えそうだ。

八戸カントリークラブ(青森)/十和田国際カントリークラブ(青森)/夏泊ゴルフリンクス(青森)/江刺カントリークラブ(岩手県)

GPSナビの機器は違うが、主要機能は大きくは変わらない。ゴルファーが使用する機能は①コースレイアウトがわかること②残り距離が確認できること③スコア入力ができること。ゴルフ場側が使用する機能は『運行管理』である。

近年、プレースタイルがセルフ化することで、GPSナビの存在は大きくなってきた。コース情報(レイアウトや残りヤード)を知るということはプレーヤーの戦略を1ランクアップさせてくれるのは間違いないし、スコア入力も最初のうちは戸惑うお客様も多いようだが、スコアの途中経過が確認できたり、スコア提出のわずらわしさが減るというのもお客様からは好評のようだ。

さらにゴルフ場側から見ると、GPSにてカートの位置管理ができることで、極端にプレーが遅い所やトラブル等を把握しやすくなる。以前はマーシャル巡回等による人海戦術での対応だったが、クラブハウスから一括管理することで人手が減らせ効率が上がる。人で不足のゴルフ業界には一石二鳥。ただし、GPSナビだけですべて解決できるわけではないため、マーシャルとの併用ではじめて効果が発揮されるのだが、それでも機器の導入で運行管理効果が出せるだろう。

しかし、高価な機器が導入されるのだから、当然プレー代への価格転嫁は避けられないだろう。過去に乗用カートがはじめてゴルフ場に導入され、プレーが楽になった代わりに、カート代としてプレー代が高くなったことを思い出す。当時、歩きプレーが好きな私は(今も好きですが)、コースに「キャディバックを担いで歩くからカート代を削ってほしい」と交渉したことがあるが、「全員一律の料金なので無理です」と断られたこともある。(クレームではありませんよ。あくまで、交渉です。)

最新機器が導入され、新しいことができるゴルフ場が近くにあり選択できる環境というのは単純にうれしいし大歓迎ですね。ただ、日本経済の流れなのか?プレー代の物価上昇も少しづつ続いている雰囲気の中、ゴルファーがどこまでついてこれるか。将来を考えたときに、ちょっと心配です。

今、気になっていることをメモ

ネットサーフィンや雑談から出てくる内容で気になっている(気に入っている?)ことをメモ。

●東京国際大学のゴルフ部

プロゴルファーの湯原信光さんが監督として就任している大学だが、ここの室内練習設備がいい。こんな練習場が近くにあったら、冬の間も、いやシーズンを通じて練習したくなる。

http://www.tiu.ac.jp/sports/golf/

●トップゴルフ

英国発、今はアメリカで大人気。ゴルフ打ちっぱなし施設の常識を覆す、スポーツエンターテイメント施設。

https://topgolf.com/us/

施設もすごいんだけれど、一番気になるのはICチップを埋め込んだボール。以前知人に、「ボールにGPSとか埋め込めないの?ボール探しが楽になるのに」と言われ「今の電子部品では衝撃に耐えられないから無理だろ。でも、進歩して衝撃に強く形もフレキシブルになれば可能になるがまだ先だろうな」な~んて答えていた。

でも、トップゴルフのそのボールが既に実現できているなら・・・・プレーに使用するボールにICチップやGPSを埋め込んで、様々なサービスが登場する。そんな日がくるのも近いかも。

学校のゴルフ部(部活動)

秋田の営業回りをしているときに、「秋田の高校にはゴルフ部がないんだよ・・・」という高校ゴルフ部話に。
私もその辺は詳しくないが、ゴルフ部が北東北に2校あることは知っていた。盛岡中央高校と八戸工大一高。しかし調べるてみると、どうやら4校あるらしい。(平成29年度全国高等学校ゴルフ選手権大会 東北予選出場校から)

http://tohoku-kougoren.jp/works/images/competition/17tohkdd_f_2.pdf

北東北の4校は以下の通り(個人練習している選手は他校にもいるだろうが、団体戦に出場できている高校数は4校)

・八戸工業大学第一高等学校 http://www.kodai1.ed.jp/?page_id=49

・青森県立六戸高等学校 http://www.rokunohe-h.asn.ed.jp/?page_id=52

・青森県立十和田工業高等学校 http://www.towada-th.asn.ed.jp/?page_id=83#17

・盛岡中央高等学校 http://www.chuo-hs.jp/club/2013/10/golf.html

青森に3校もあることに驚く。しかもその3校は三八上北地域に密集。各高校のホームページにクラブ紹介があり読んでみると、八戸工大一高は八戸CC(学校から約10㎞)と、十和田工業高校はみちのく国際GC(学校から4㎞)と提携して練習しているようだ。六戸高校は十和田国際CCに隣接(学校から800m、提携等は不明)。八戸工大一高は河川敷にある八戸ゴルフ倶楽部までなら約6㎞と近い。

すぐゴルフができる環境。ゴルフに触れ合うことができた環境。そんな状況がゴルフ部創設という流れになるのだろうか?

ジュニア育成というと選手強化と思いがちだが、すそ野を広げる視点からすると、まずはゴルフに触れるチャンスをつくるという活動を平行して行う必要があるのだろう。

やっぱりスコアメイクはパターとアプローチ!なびコン最終戦。

11/1はゴルフなびコンペの最終戦。岩手沼宮内CC北コースにて開催。グリーン上やフェアウェイのアンジュレーションやフェアウェイ上のコブなどで戦略性が高い北コースでの開催。最終戦ということもあり、気合を入れて挑んだコンペでしたが、スコアは87、順位も12位。少し悔しいラウンドになったので、久々にラウンド後の反省をしてみることにした。(これは、次回リベンジに向けた個人メモです)
 
 
 
アウトコーススタート
★1番ホール Par4
ティーショットは1Wまずまずで残り150Y
8Iでグリーンを少しオーバー。ファーストパットが寄らず、1.5mを外して3パットボギー。パット練習ができなかったので、まぁしょうがない。まずまずのスタート。【+1】
★2番ホール 150Y Par3
8Iのショットはピンの右側4mにナイスオン。フックラインを読み切れず2パットのパー。よし。【+1】
★3番ホール 536Y Par5
ティショットは引っ掛かり気味ながらフェアウェイ左をキープ。2打目は5Wでフェアウェイ。残り100Yをピン横2mにつけたが、入らずパー。んっ?ショートパットが入らないぞ。【+1】
★4番ホール 380Y Par4
1Wのティーショットが右にすっぽ抜けてOB。ガーン。
残り100Yの特設ティからオンして2パットのOBパー(ダブルボギー)【+3】
★5番 347Y Par4
1Wのティーショットはフェアウェイをキープ。残り100Y。横長で3段グリーン。傾斜とバックスピンで手前のカラーだが上り。無難に2パットのパー。でもパットの感覚が出てこない。【+3】
★6番 525Y Par5
1Wがまた右に押し出してOB。打ち直しはフェアウェイをキープ。2打目は5W右のバンカー方向に行ったが、ラッキーでラフ。ウェッジにピンの左手前4mぐらいにつけるがそこから3パット(汗)でトリプルボギー【+6】
★7番 347Y Par4
左のドッグレッグに左山のすそ野狙いが右側にすっぽ抜け。ギリギリフェアウェイに残ったが残り150Y。8Iをトップしてガードバンカーに。アゴの無いバンカーで手前からスロープがあり、2Yぐらい打てば寄りそう。バンカーショットに自信のなく、ちょこんとPWで出そうとしたら、少しダフッて1Yしか飛ばず。そこから寄らず入らず(2パット)でダブルボギー【+8】
★8番 167Y Par3
ピンまでは150Yぐらい。8Iで右手前5mにナイスオン。そこから1.5mオーバーしてしまい、入らず3パットのボギー。【+9】
★9番 344Y Par4
1Wのティーショットはトップしたが、何とか200Yは飛んだ。残り150Yのつま先上がりのラフから、6Iのショットは引っ掛かり手前バンカーに。ピンまで15Yぐらいだが、大きいバンカーだったため、キャリーで10Yは必要。思い切って振ったバンカーショットはホームランでグリーン奥の土手に。奥から早いグリーンのアプローチは、カップを通り越し手前のグリーンエッジまで行った。そこから2パットのダブルボギー。【+11】
 
苦手なバンカーショットを2回とも大ミス。2OBも痛い。パット数も21パットと距離感悪く、ショートパットも入らない。グリーンで5m以内からの3パットも痛い。悔しい10オーバーの47。くやしー。
 
★10番ホール 477Y Par5
ティーショットはフェアウェイキープ。2打目はクリークがあるため5I刻むも左に引っ掛ける。ギリギリフェアウェイに残ったが、アンラッキーでディボットに。上から打ち込んだ為、少し引っ掛かり左ラフに。ピンまで10Y。アプローチをショートして3mのパットを残す。それが入らずボギースタート【+12】
 
★11番ホール 136Y Par3
9番アイアンのティーショットはピン手前5m。無難に2パットのパー【+12】
ショートアイアンの調子はいいねー。
 
★12番ホール 346Y Par4
ティーショットは右のバンカー上を超えてナイスショット。残り100Yに。
52度はピン手前5m。そこから2パットのパー【+12】
 
★13番ホール
思い出せんがパー【+12】
 
★14番ホール 365Y Par4
1Wのティーショットもナイスショット。残り130Yぐらいをナイスオン。そこから2パットのパー【+12】
 
★15番ホール 365Y Par4
ティーショットは右に引っ掛け谷に落としたが、OBはまぬがれる。残り120Yだが20Y打ち上げ+つま先上がりのラフ。8Iでグリーン手前のフェアウェイに。そこから3m乗せたが入らず2パットのボギー。【+13】
 
★16番ホール 138Y Par3
打ち下ろしのショート。風が強かったので、9Iで低く抑えた球を打とうと思ったがトップ球でグリーン奥のラフ。そこから下り傾斜を読めずアプローチは大オーバーでカラーに。ファーストパットは1mにつけるが、入らずの3パットダブルボギー。【+15】
 
★17番ホール 336Y Par4
思い出せんがパー。【+15】
 
★18番ホール 497Y Par5
ティショットは少し引っ掛けたがフェアウェイ左サイド。残り240Y。グリーン周りが狭いの5Iで刻み残り70Y。グリーン奥のピンまでの距離を把握しきれず、ショート。10m残ったがそこから何とか2パットでパー。【+15】
 
スコアはまずまずだったが、アプローチ、パターがもう少ししっくり来たら、もっとスコアは伸びていた。
 
グリーン周りからアプローチが5回あったが寄せワンは0回。
3パットが3回。しかも5mぐらいから。
バンカーショット2回の失敗は痛い。
こうやって考えてみると、パターとアプローチがイマイチでしたね。やはりこの辺の技術力アップが必要だと実感。よし、冬は体幹を鍛えてスイングの安定性に加えて、パターもしっかり練習するぜ。

行ってきました!今日から開催の日本女子プロゴルフ選手権in安比高原GC

本日から4日間、岩手県の安比高原ゴルフクラブにて日本女子プロゴルフ選手権がて開催。パンフレットに書いてありましたが、昨年優勝の鈴木愛プロも始めてくる土地というだけあって、北東北でのトーナメント開催は長く行われていない。それだけに周辺ゴルファーからの注目度も高い。そして、今回は50回と記念大会であり、賞金総額は過去最高。そんな大会に早速行ってきました。

ギャラリーの駐車場は安比高原スキー場の駐車場。そこからギャラリーバスで移動します。初日のギャラリーバス始発は5:45分と聞き朝4時過ぎに家を出て5:30には駐車場に。すでに50台ぐらいの車はありました。すかさず準備して乗り場に向かうと2番のポジションをゲット。ちなみに、そこまで気合入れる必要はまったくありません(笑)。現地の案内する人は6:00始発といわれましたが、結果、真ん中を取って? 5:50分過ぎに出発。10分でゲートに到着。チケットを購入して早速入場(6:05)。

向かうは練習場なのだが、マップを見ると

『練習場まで徒歩20分』

遠すぎる!でも「ここまできたら行くしかない」と決心していってみた。トーナメントでは使用しない竜ケ森十和田コースのスタートホールを練習場にしているのだが、配置が変則なのでさらに遠くになっている。

距離の遠さをのぞけば、初日だからなのか?早朝だからなのか?人垣とまでにはならないので、見たい選手は見放題。Oサタヤ選手、松森彩夏選手、柏原明日香選手などを好きな場所から見ることができた。。

ただし、今回は安比高原GCを一度もラウンドしたことがない私としては、18Hぐるっと回ってみたいという目的もあり、注目選手のスタート時間が気になってしょうがない。帰りは上り道で徒歩15分ぐらいかかる。なんか落ち着かないので今回は作戦変更。練習場を30分ちょっとみただけで、ラウンド観戦に行くことにした。

注目組はいくつかあったが、3組目の福島晃子プロ、7組目の辻梨恵プロ、不動裕理プロ、8組目堀琴音プロ、森田理香子プロ、15組目葭葉ルミプロ、16組目松森彩夏プロ、この組辺りを軸に午前中はぐるぐる回ってみた。

今回手ごわいのは、狭く絞られたフェアウェイと長いラフ。ただでさえキープが難しいフェアウェイなのに、外したら次は中々思うようなショットが打てない。グリーンちょっと外れて入った深いラフからは、簡単に寄せさせてはくれない。フェアウェイをどれだけキープできるか、ラフをそれだけ克服できるかが勝負になりそうだ。

ラフからのショットはベテラン勢の方が引き出しが多い(ように感じる)。不動プロのラフからのショット。打ち込んで低い弾道で放たれたショットは、花道の5ヤード手前から2バウンドでグリーンをとらえてくる。一方、辻理恵プロはラフに絡まれてグリーン手前のラフに吸い込まれていく。これは忍耐力の勝負になりそうですね。

ここだ!という見どころポイントは見つけられなかったが、やはり各ホール盛り上がっているのはグリーン周り。歩き疲れたら、盛り上がっているグリーン周りで選手を応援してみると面白いですよ。ギャラリー3人(知らない人)ぐらいでみていた時もあったんだが、カップの横を通り過ぎるボールに3人で身もだえてしまうほど、興奮します。

この大会のコースセッティング担当は岡本綾子プロ。優勝ラインは10アンダーと予想?している。初日はトップが柏原明日香・一ノ瀬優希が4アンダー。キムハヌルも3アンダーで3位タイといい位置での初日を終えた。このスコアは想定通りだったのか?でも、ピン位置によっては今日ほどスコアを出させないセッティングにもできそうなコースの仕上がり。明日からの展開にも目が離せませんなー。

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