PGM(パシフィックゴルフマネージメント)は、2024年10月1日からキャンセル料の規定を変更すると、各ゴルフ場から告知されている。PGMは北東北(青森・秋田・岩手)にゴルフ場を保有していませんが、宮城県には6コース保有していて、その中でよく知られているのは『利府ゴルフ倶楽部』。毎年9月にミヤギテレビ杯ダンロップレディースゴルフトーナメントが開催されるコースでしょう。
その利府ゴルフ倶楽部の10月1日以降のキャンセル料は以下の通り
- 2組以下の場合:平日は3日前から、土日祝は7か前から発生し 8,000円/組
- 3組以上の場合:プレー当日を含む14日前より発生 平日4,000円/組、土日祝8,000円/組
- 一人予約の場合:開催決定後(プレー前日の正午以降)発生 平日1,000円/人 土日祝2,000円/人
○ただし、ゴルフ場がクローズした場合、キャンセル料は発生しません。
○無連絡キャンセルの場合は、全日予約時料金の100%×人数分を申し受けます。
○キャンセル料は予約代表者様に対しSMS等を通じて予約組数分をご請求いたします。
○キャンセル料発生タイミング以降の日程変更や組数減は、免責事由になりません。
○GWとお盆は土日祝扱い
■利府ゴルフ倶楽部『キャンセル料の変更についてのお知らせ』(2024年6月25日)
だいぶしっかりとキャンセル料の徴収を行うようだ。他の宮城県にあるPGMゴルフ場も似たようなキャンセル料だが、平日やオフシーズンの扱い方やメンバーへの対応が多少異なっている。(詳細は各ゴルフ場のWebページを確認ください)
今までもキャンセル料規定はあったとは思うが、徴収するのはハードルが高かった。キャンセル料を嫌がって予約が減る心配もあるし、なによりビジターからの徴収の手間が大変。キャンセル料金よりも手間代が高くなりかねないからだ。
私もゴルフ場勤務時代、キャンセル料の徴収をしたことがある。ゴルフ場主催の特別な準備をするコンペで、キャンセル料(参加費分のみ)も事前に告知していましたが、お客様都合によりキャンセル(無断とかではなかったんですが)。コンペ後お客様に連絡し、ご意見も頂戴し、後日参加賞などもお届けしました。しかし、その方は二度と参加することはありませんでした。15年前の話ですが、今でも覚えています。お客様はどうしても、他と比べてしまうので、他がキャンセル料をとらないのにどうして?となる。
今回それでも実行すると決断させたのは、許容範囲を越えたキャンセルの現状を見過ごすことはできなかったのだろう。また、SMSを通じた請求により、キャンセル料の徴収を効率的に実施でき、現場への負担がないと判断したからなのかもしれない。(この辺は勝手な想像です)
ただ、やはり今後の予約への影響は心配でしょう。これをしっかり対応してキャンセル料徴収の流れを作れるのか?注目していきたいと思います。