シミュレーションゴルフのプロトーナメント。WGTOUR JAPAN 2018が東京のドライビングレンジ日比谷にて開催された。
韓国ではテレビ中継されるほどの人気ということで、日本でも昨年から開催されている。シミュレーションゴルフ自体の人気の差もあるが、韓国程の盛り上がりはまだないが、どんな感じなのかな~と以前から興味があったので、岩手からわざわざ東京までいって観戦してきた。
予選は12名のプロが川奈ホテルゴルフコース富士コースをラウンドし、上位8名が決勝トーナメントへ。決勝はPGMゴルフリゾート沖縄にて開催。賞金総額200万円。優勝賞金100万円を懸けて戦った。
撮影OKだったので、素材をまとめてみました。動画はコチラ↓
観戦時はトーナメントのように静かにすることもない。というか、4打席同時進行なので、各自のショット時に静かにするのは無理。各打席から1打1打歓声やら溜息がもれる。
シミュレーション(GOLFZON)の映像がリアルにできているので、見ていても迫力があり、自然と歓声を上げてします。なかなかおもしろいのだが・・・
ただ、今後改善してほいしなというところも少々。
・観戦方法
予選は3人で18ホールをプレーするのだが、ホールアウトするまで約3時間半。決勝は2名で18ホールを約2時間。計5時間以上をギャラリーは立ちっぱなしでの観戦となる(汗)。ただ立っているだけなので、余計しんどい。どうしても、少しみて帰るか、一時休憩をとりに試合会場から離脱。スペースの問題もあるのだが、野球やサッカーなどのひな壇みたいなものに座って、お菓子やジュースを食べながら観戦できたら・・・と思ってしまう。
・観戦時間
上記でも書いたが、予選は3時間半。決勝で2時間。緊迫した雰囲気で、プロが少し悩む表情などはとても見ていてドキドキさせられるので、ただプレースピードを上げるのもどうかと思うが、全体の時間がこの半分ぐらいになったら、より多くの方が観戦しやすくなるのではと思う。
・条件設定
シミュレーションゴルフ4打席を使用しての大会。同時に進めていくのだが、風の強さと方向が大きく違っているホールが結構あった。隣はアゲンストなのに、こちらはフォローと・・・。プロが真剣になればなるほど、その条件の差が目立ち気になる。現状は個別の機械で合わせている設定を、複数台グループ設定で、条件が同一になるような機能でもないと、なかなか公平感は生まれてこない。今後の機能追加はしてほいしですね。※個別で使用する分には不要な機能ですけどね。
・パターの臨場感
女子プロ達が苦戦していたのがパターなのだが、この臨場感がショットと比べると大きく不足している。打った先は、ボールを集めるための段差があり、実際にボールが転がるのは1m弱の距離だけ。画像を見ればいいのだが、どうしてもそのあたりが気になる。パターの部分が改善されると、一般プレーヤーたちもよりシミュレーションゴルフを楽しめるんじゃないかと思う。
いろいろ、改善ポイントを列記したが、プロたちの真剣?勝負をこの冬の寒い日に屋内でぬくぬくと観戦でき、さらにあれだけ盛り上がれるのだから、楽しい時間を過ごさせてもらいました。そして、これもe-sportといえるかも?とも思った。この分野も通常のプレーとは別の進化をしていくことを期待したいですね。