2025ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン観戦記(利府ゴルフ倶楽部)

今年も利府ゴルフ倶楽部で開催された「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープントーナメント」を観戦してきました。(2025/9/26-28)
昨年は天候に恵まれなかったのですが、今年は快晴!しかも時間が取れたので二日間じっくりと楽しむことができました。

■会場の様子

開催内容は例年と変わらず。ただ来場者は、以前に比べると少ない印象でした。(実際の入場者数も例年より少ない/ LPGAホームページより 3日間12,382人)

グランディ21 シャトルバスに乗る為の列 初日 朝7時頃

また、練習場は以前よりも見学しづらく感じました。気のせいかな?前から打席の間隔が狭く、選手後方にキャディバッグやキャディさんが立つと、壁のようになってしまい座って見学できない。今年はそれを余計に感じました。
 ※後ろの斜面からなら多少は見やすいかもしれません。

ということで、例年であれば、まずは練習場見学するところですが、今年は予定変更。
見たい選手の組について観戦することにしました。

■観戦した組は・・・

  • 1日目:鈴木愛プロの組(9時スタートの7組目)
     → 鈴木愛プロのパッティングを中心にじっくり観察したかったので。
  • 2日目:吉本ここねプロの組
     → 最近では珍しく、ハウスキャディを採用していたのと、初日スタートホールで、礼儀正しく一生懸命な姿勢(勝手な個人の想像です)が印象的なプロだなと思ったので。
    最終組だったので、その前にちょこちょこほかの組も観戦しました

■選手に付いて観戦したときの楽しみ方や印象に残った場面をいくつか紹介

  • プロの所作から勝手にプロファイリング
     ショットを打つ速さ、パッティングのルーティーン、キャディとのやり取り、ギャラリーへの対応など、スコア以外の所作から選手の特徴を観察するのも楽しみ方の一つ(人間ウォッチング的な・・・)。
  • ベテラン穴井詩選手
     ベテランらしい落ち着き。各選手のナイスプレーに声を掛けるなど、組全体の雰囲気を和らげる「緩衝材」的存在。今回優勝こそ逃したものの、最後まで大会を盛り上げてくれた存在でしたね。
  • 折れたティーの扱いが・・・
     折れたティーを、ティーマークのそばにポイッと置いていく選手がいました。プロなどにみかける所作ですが、一気に応援する気がなくなりました。
    コース管理が捨ててくれるでしょということで、本人としては見つけやすい所に置いておくという意味なのでしょうが・・・キャディさんもいることだし、持ち帰って捨てた方が好感度上がりそうなもんですが(あくまで個人の感想です)
  • ティーショットの順番入れ替え
     2番ホールではオナーよりも先に準備ができた選手から先にティーショットしている場面を2回見ました。ここはティー位置から1番ホールのグリーンが見えるので、1番をホールアウトした選手は、どんどん2番ティーまで移動してくる。そのため、最後にホールアウトする選手がオナーだったりすると、次のティーショットまで時間がかかります。そのため、先にホールアウトした選手がティーショットを率先して打っているようです。
    現在ルール上は「レディーゴルフ(準備できた選手から打つこと)」が奨励されていますが、プロでもやるんだな~と思いながら見ていました。ちなみに佐藤心結選手は何も言わず打ち、吉本ここね選手は遠くの二人に合図してから打ってました。こういう一コマでも性格がでるんだな~。(良し悪しは別です)
  • プレー進行が遅れています
     2日目トップスタート組の進行が遅れ気味で、後続組が毎ショットで待ち始めています。そこで競技委員がトップスタート組に注意する場面に遭遇。競技委員はやさしい言葉で声掛けし、選手はうなずいて次のホールへ。その後、その組は一気にスピードアップし、あっという間に2組目を引き離す。プロですから、何も考えなきゃ早いんだろうが、慎重になるとペース配分までは気が回らないのかな?

今回久々に18ホールフルで歩いて回りました。二日間を通してショットの結果だけではなく、所作や雰囲気からもプロの素顔を感じられる観戦となり、とても楽しめました。足には疲れが残りましたが(笑)
途中ボランティアで参加している知り合いに会いました。その方は、場所固定のギャラリー対応ボランティアだったので、全選手のショットまたはパッティングを見ることができたそうです。同じ個所を繰り返しみているわけだから、グリーンの形状もすっかり把握でき、簡単なラインなのか難しいラインかなどまでわかり、すごく楽しいですよと話していたのが印象的でした。場所固定観戦の面白さ・・・ですね。
会場でしか味わえない。トーナメント観戦の大きな魅力だと思います。
今年来場者が少し減っているのが気になります。2019年には3日間で2万人以上が来場していますが、今年は約1.2万人。ゴルフ人口の減少がささやかれる中、難しいところもあると思いますが、来年も是非開催してほしい!

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